5分でわかる メンタルヘルスの基本と対応
こんにちは、やんです。寒い日が続きますね。ぼくは最近、客足が落ち着いてきただろうとタイミングを見計らって初詣にいってきました。一年の運試し!ということでおみくじを引きましたが、今年は半吉。半吉て…。初めてみました(笑)
みなさんへ、ぼくから運のプレゼントです。どうぞ大吉分までの残りの運をお使いくださいませ!ちなみに大吉は数えるほどしか引かず、大凶を手にしたこともあるぼく、これはメンタルヘルス案件ですね。
今回は 職場メンタルヘルスの基本と対応がよくわかる本 という本を紹介します。本を読もうとしたきっかけはおみくじです。嘘です、「これだけは知っておきたいうつ病の本」といううつ病についての本を読んでいて引き続きメンタル関連に興味を持っていたので手に取りました。
では早速ご覧ください!
学んだポイント
①メンタル不調にはかならず予兆がある
②予防も進行防止にもラインケア(上司の関わり)がとくに重要
③人の特徴を活かして、適材適所に配置と関与することが上司の役目
こんなひとに特におすすめ
・精神的不調は自分でなんとかするべきもの!と考えている人
→ぼくがそうでしたが、考えを改めるきっかけになります
・メンタルヘルスの具体的な事例を知りたい人
→後半に丁寧に事例が紹介されていて、自分の状況にあてはめやすい
本の詳細データ
- 正式タイトル:職場メンタルヘルスの基本と対応がよくわかる本
- 著者:角田 拓実
- 出版社/出版年秀和システム新社 2025年10月
本の内容
職場における、メンタルヘルスの基本と重要性を丁寧に解説。後半にある事例解説がとても具体的でわかりやすく、すぐに実践できる!
ポイントの詳細
①メンタル不調にはかならず予兆がある
突然職場にこれなくなったり、退職したりすることになったと聞いたことはあるでしょうか。しかし「突然」というのは誤りで、メンタル不調は急にはかからないもの。いろいろな予兆があります。精神的には無気力、逆にイライラしていたり、行動面としては食欲不振、睡眠不足、動悸、腹痛。そして社会性では、消極的になったり、落ち着きがなかったりと、普段の行動から何かしらの変化が表れています。
そこに気付けるか、仕事の内容以外にも上司、同僚、部下を観察できているか、普段の様子との違いを理解できているかが重要なポイントになります。
②予防も進行防止にもラインケア(上司の関わり)がとくに重要
進行防止には4つのポイントがあります。セルフケア、ラインケア(上司サポート)、会社のケア(産業医など)、外部のケア(クリニック受診)です。その中でとくに重要なのがラインケア。①のポイントでも挙げた通り、普段の関わりを通して、通常の状態を知っておくことが大前提。些細な変化(眠そう、疲れていそう、元気がない、身なりが整っていない、発言がない、発信内容がネガティブなど)に気付いて、声をかけることが第一歩。心配しているよと伝え、できるだけ早く本人と話をして状況を把握する。仕事に影響がでるレベルになってきたらだいぶ状況が悪い方向に進行しているので、早急に。たとえ影響していることがプライベートのことであっても、できることはないと放置してはいけない。仕事に影響が出るレベルで調子を崩していて心配している、自分に言えないなら会社の産業医につなぐ、もしくは外部の病院を紹介するよと伝える。
ぼくが一番認識に差があったのはここでした。ぼく自身が自分で解決することをメインとしており、人に相談することがほとんどないからです。だからほかの人にもそういったことは不要だと思っていました。もちろん相談には誠心誠意のっていたのですが、それでは不十分だったようです。
※セルフケアは休養する(睡眠時間の確保)リラックスする(瞑想、仕事から離れる時間を作る、日記をつけるなど)趣味に没頭するなどです。以前紹介した、「すごい睡眠呼吸」「マンガでわかる休養学」などもご覧ください!
※企業には安全配慮義務(労働契約法5条)というものもありますので、上司や会社の関わりは重要以上に義務となっております(これも知らなかった)
③人の特徴を活かして、適材適所に配置と関与することが上司の役目
精神疾患になりやすい人とそうでない人の対応差が発生することに抵抗がある人に向けて、またはチーム内でそういった空気になったときにちゃんと説明するために重要な考え方です。人には得手不得手があり、まったく同じ人間はいないことをまず理解すること。できているよ!と思っている人も、実は自分と比較して、なんでこれができないんだ?と考えてしまう人もいると思います(ぼくがそうでした)その考えを脇に置き、その人が最大限力を発揮できる環境が何かを考え、整えることがチームリーダーや上司として非常に重要な仕事となります。
例えば大人になってADHDだったと診断される人もいます。これは病気というよりはその人の気質であると考えます。不注意で忘れ物が多いが、興味のあることには強い集中力を発揮します。であるならば、強みを活かした仕事を割り当てることで成果を出せるよう導くことが本人にとってもチームにとっても良いことです。これと同じことが精神疾患者だけでなく、チームメンバー全員に言えることです。
感想
読了後の感想として、知識としては知っていたが上司として、先輩としてあるべき状態のレベルが異なっていたことに衝撃を覚えた。上司(先輩としての)関与が特に重要だということを再認識し、自分の認識を改めねばならないなと感じました。ぼくは自分で考えて対策を考えていくことを好んでおり、かかわってほしくない人でした。ただアドバイスをもらえると、自分になかった気づきが得られるので、人に相談したほうがいいんだろうなと思います。採用するかは自分で決めようと思いながらも。
また上記ポイントでは紹介できませんでしたが、期待をかけることも時として重圧の一つとなりうること。傾聴が大切で、アドバイスはもとめてないよ、共感して認めることが大切なのでおせっかいはしないこと、我慢。信頼関係も必要で、本人の許可なく誰にも伝えないこと、人として当たり前のことをして関係性を作っておかないと、相談もされないことなど、学んだことがたくさんありました。
ひとはひと、自分と同じ価値観の人はいないのだから、自分フィルターを通さず人を見ることができるよう、意識を持とうと思いました。心理士の勉強もしたいなと思いました。
以上です。つぎの機会にまたお会いしましょう!
