5分でわかる これだけは知っておきたいうつ病
みなさん、こんにちは!年明けから風邪を引いてしまったやんです。前回紹介したすごい休養学、究極の筋トレ休息法から学んでいた、「寝る」を実施した結果、1日で熱は平熱に!!(しかし鼻水と痰がありしぶしぶ病院へ…)寝ることの重要性を実感できた良い機会だったなと思うことにしています(笑)
今回は これだけは知っておきたいうつ病という本を紹介します。本を読もうとしたきっかけは自分は心が強いほうだ!そういったことにはならない!と思っていたのですが、同僚からのある一言が原因でものすごく心身が不調になったことです。対処方法は、その同僚と腹を割って話すことでした。誰にでも起こりうると実体験をしたこと、もしまた自分がなったらどうするか、もしくは同僚たちがそうなったときにどうしたらいいかを知りたいと思い、手に取りました。
それでは早速ご覧ください!
学んだポイント
①うつは病気であって、心の強さどうこうではない!
②要因を取り除いてもすぐには回復しない
③うつ病になったとき、周りの人の支えが非常に重要(普段からの人間関係も大切に)
こんなひとに特におすすめ
・うつ病になった人が自分を含め、身近にいる人
→どういう状態なのか理解ができるようになるので罹患者をを大切にできる
・自分は絶対にうつにならない!と思っている人
→環境次第で誰でもなりうるので、事前知識として知ってもらいたいです
・うつについて知識を得たい人
→こちらは平易に解説してあるため、読みやすくて入門編として最適な1冊です
本の詳細データ
- 正式タイトル:これだけは知っておきたい うつ病
- 著者:藤野智哉
- 出版社/出版年 翔泳社 2025年9月
本の内容
精神科専門医の著者がうつ病にたいする基本と世間の見解との相違を解説する。自分や親しい人、同僚がうつになってしまった場合の対応方法も明示されている
ポイントの詳細
①うつは病気であって、心の強さどうこうではない!
うつには、「うつ病」と「うつ状態」があり、診断がつけば「病」とつきますが、その状態では診断基準未満のときは「状態」となります。「うつ状態」であっても症状はでているので、つらいのです。これらの要因は、環境からのストレス(対人関係、重圧、過労など)によって、脳の神経物質(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなど)の分泌量が減ってしまう。その結果、働く気力がなくなり、判断力も落ち、感情も希薄になっていく。心が強い!ストレスに強い!と思っている人でも環境の変化があり、ストレスの内容が変わることでいつでも晒されることがある。
誰にでも起こりうること、環境の変化はいつやってくるかわからないので。
②要因を取り除いてもすぐには回復しない
うつ病、うつ状態の要因が特定できており、それを取り除いたからと言って、すぐに回復するものではない。部署を移動し同じことが起こらないとわかっていても、元の状態に戻るまでしばらくは(人によるが1~2か月)かかってしまうとのこと。休職して通院してもすぐには治らないし、薬による治療を続けねばならない。しかし患者はすぐに仕事に復帰したいと考えており、なぜ治らないのか!と感情を露わにしてしまうこともあるようです。心の病(脳ともいえる)は治すのが相当難しいようですね。
③うつ病になったとき、周りの人の支えが非常に重要(普段からの人間関係も大切に)
うつ病になった人は(うつ状態の人も含む)、とにかくネガティブになり、マイナスな決断をしがち。例えば、自分はこの仕事に向いていないから退職しよう、このまま結婚生活を送っていても幸せになれないから離婚しよう、なぜこんなものを大切にしていたんだ、捨ててしまおうなど。それも当然、神経物質が正常に分泌をされていないからです。最悪の場合、生命の危機に瀕することも。そういったときにこそ、思いとどめるための周囲の助けが必要になります。
助けるポイントは、ネガティブな決断に待ったをかけることです。ポジティブには思えないので考えを変えるのは難しいのですが、思いとどまらせることはできます。そして一番重要で難しいのはそばから離れないことです。ネガティブな発言はたとえ自身のことを言っているのを聞くだけであってもつらくなります。患者自身だけでなく、周りにも当たってしまうこともあるようで、聞いていたくないとサポーターが離れてしまうことがあります。そうなると負のスパイラルになってしまう。こんなときでも支えてくれる人、みなさんの周りにはいるでしょうか。ぼくは…。親しい人、友達に見放されないよう、誠心誠意付き合っていかなくてはいけないなと思います。
感想
この本を読み、誰にでも起こりうること、周りのサポートが重要なこと、うつになったときに手を差し伸べてくれる存在が必須であることを理解しました。今回自分の身に起こったことを予防する手段としては、文にして書き出す、~すべき!という考えを人に押し付けないなど。なる前の予防が重要だなとも思いました。
今回は触れませんでしたが、コラムで面白いものがいくつかありました。
①お医者さんが研修終了したら、何科の医者でも名乗れると知り驚愕!
→経歴でチェックする必要があるなんて思いもよらなかった。開業しているのでプロだと思ってしまうではないかと。
②口コミや検索上位はあてにならないこと、テレビの内容も番組の意図にそぐわないと事実を改変される恐れがあること
→検索は課金すれば上位になるし、TVも視聴率が重要なのでインパクトのあるコメントや内容が欲しいのかな。
とても分かりやすく読みやすかったのでお勧めです。ぜひご覧ください!
