5分要約

5分でわかる 強迫症とうまくつきあう 

やん

 こんにちは、やんです。ものすごく寒くなってきました。ぼくの住んでいるところでも毎朝氷点下!氷が至る所に張っていて、冬本番だ!とワクワク中(笑)けれど寒さは苦手なのですが、肌を突き刺す寒さと澄んだ空気の冬は好きです。もう少しで春になってしまうので、今のうちに冷たい空気を目いっぱい楽しもう。

 さて今回は 強迫症とうまくつきあう という本を紹介します。本を読もうとしたきっかけはメンタルヘルスを勉強していく中で、不安症という言葉を目にしました。自分が大人になる前に感じていた多々の不安、その思考に陥る経験から、不安症について知りたいと感じ関連書籍がないかなと探していたところ、不安症に似たもので強迫症というものがありました。興味が湧いたので勉強してみた!といったところです。

では早速ご覧ください!

学んだポイント

①強迫症は遺伝と環境要素から発症し、こだわりが強く現れることが多いこと

②完全治療ということはなく、症状が抑えられることまでだということ

③自分の特徴の理解と周りの協力体制が必要。

こんなひとに特におすすめ

・不安を解消するために何度も同じ行動を繰り返してしまう人
→強迫症に似た症状があり、望まない行動を減らすきっかけになる

・強迫症とはどんな状態か知りたい人
→著者の感じたことや実体験が書かれているので理解しやすい

・逆に青年期に感じていた不安とは一切関係なかったので、安心したい人
→ぼくのパターンの人

本の詳細データ

  • 正式タイトル:強迫症とうまくつきあう
  • 著者:原井宏明 松浦文香
  • 出版社/出版年 株式会社さくら舎 2025年10月

本の内容

強迫症に悩まされた人の体験談とその解説の本。3日間の集中治療で症状が緩和した著者の1人が自身の半生の経験を通して、強迫症との付き合い方を解説する。そこに精神科医で著者のもう1人が補足をしていくスタイル。

 補足 強迫症について:不安や恐怖を引き起こす「強迫観念」とそれを打ち消すための「強迫行為」が特徴。例として手が汚れていると気になり、いつまでも洗い続けてしまう。鍵や火元の確認を何度もしてしまうなど。まじめで完璧主義、何事もやりすぎてしまう性質を持つ。

ポイントの詳細

①強迫症は遺伝と環境要素から発症し、こだわりが強く現れることが多いこと

 強迫症は病気ではなく、遺伝と環境要因(ストレス)から発症するもの。不安なことに対して対策を過剰に行ってしまうことである。脳の一部が過剰発達して作用しやすい状態になっている(前帯状回と大脳基底核)。そうした強迫症の方々は、計画強迫、完全主義、順序強迫などの要素が強く出る方が多く、真面目で完璧主義となることが多いようです。
 共同著者の一人、松浦さんは小学生のころに、前日から学校の用意として教科書の準備だけでなく、着る服も用意し、着る順番も決めていた。そして学校から帰宅してからずっと今日あって感じた違和感をひたすら母親に、自分の考えが正しいのではないかと詰め寄ることをやっていてようです。手を抜くことができない人だという印象を持ちました。

②完全治療ということはなく、症状が抑えられることまでだということ

 共同著者の原田先生の3日間集中治療合宿に大人になってから参加し、強迫行為を抑制できるようになった松浦さん。3日間の合宿で強迫行為に対してできないように妨害されていたため、行為そのものが減少したようです。その結果強迫行動をしなくても大丈夫になったのですが、できる環境になると(妨害要素がなくなると)、行動が再発してしまいます。
 合宿以外の治療として中学生のころは薬による神経物質の抑制の治療を受けていました。しかし大人まで続いたことを踏まえると治るというより、抑制する、といったことなのだろうと理解しました。

③自分の特徴の理解と周りの協力体制が必要。

 松浦さん自身が他者との違いに気づいたのは、小学生のときに友人宅へ遊びにいったときの違いからでした。気づいていたものの、自身の性質をかえることはせず、母親から「病院へ行こう」と懇願されるまではそのまま過ごしていました。小中学生だと自分がまだはっきりとわからないものですよね(実体験)このあたりの記述はありませんでしたがおそらく通院を通して医師からの説明で強迫症の特徴を知ったのではないでしょうか。しかし性格のようなこの気質を理解していても根本から変えることは難しいとぼくは考えます。理解は必要ですが。
 周りの協力体制について、こちらは以前紹介した「メンタルヘルスの基本と対応」という本にも書かれていましたが、周囲のサポートが不可欠です。今回の場合は、強迫行動を繰り返すことで心身が疲れてしまい、ネガティブな思考、家から一歩も出ず動くことが億劫になってしまう状態になります。単調な生活をすると強迫行動がさらに加速してしまうようです。結論、家から連れ出して新しい刺激を与えること。これが重要です。
 一方でメンタルヘルスの基本、他者に寄り添うということをしすぎてしまうと、強迫行動が加速してしまうこともあります。手を洗いたがっていることを肯定する、確認癖を一緒にやるなどがあります。そういった場合に必要なのは、やめさせるのではなく、違うことを習慣化させる、代替行動をとるということです。本書では例はありませんでしたが、調べたところウエットティッシュで代替する、保湿クリームを塗るというものもあるようです。これが強迫行動になりそうだと思い、さらに調べたところ、物理的制限ルールを決めるといいようです。ウエットティッシュ1枚だけ、保湿クリームは10秒だけなど。そういったルールは守る気質なので、行動は抑制できそうです。

感想

 不安症はぼくが考えていたような、不安なことを思って行動できなくなる、というものではありませんでした。不安だからこそ強くこだわってしまう、という特質なのだと理解。身の回りにそういった方を見かけたことがないので、実際に相対したときに、認識できるかといえば難しいなと思いました。というのも、そういった性格の人なんだなと思ってしまうのではないかと考えたからです。でもそれはそれでいいのではないかと改めて思いました。強迫症の人だからと敬遠することなく特徴としてとらえ強みを見つけるのみです。
 ハビットリバーサルトレーニング、強迫行動をほかの行動に代替することを本書では提案されていました。これはどんな人にも有効ではないかなと思います。ダイエット中の方がおかし以外を食べる、しか思いつきませんでしたが、有効な考え方だと思います、一つ引き出しが増えました!
 そして本書でも書かれていたのがお医者様でも診断を誤ることはある、というもの。診断を受ける分間違いはないのだろうと妄信してしまっていましたが、お医者様も万能ではないのだなと思った。人ですもんね。

以上です。またつぎの機会にまたお会いしましょう!

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ABOUT ME
やん
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駆け出しブロガー
はじめまして、やんです。本を読むことが好きで年間100冊以上読んできました。しかしため込んでいく知識を使えてないなと感じ、本の紹介という形で世の中へ還元できないかと思いました。自分のため、読んでくれたあなたのため、ぼくとあなたがいい影響を与える他の人々のため、三方良しチャレンジスタートです! 毎週水曜日に更新予定!
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